
楊双子(Yang Shuang-zi)
ヤン・シュアンズ, 楊若慈, ヤン・ルオツー
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この人は?
楊 双子(よう ふたご、繁体字:楊双子、仮名転写:ヤン シュアンズ、1984年7月10日 -)は、台湾の小説家、大衆文学・サブカルチャー研究者である。本名楊 若慈(繁体字:楊若慈、仮名転写:ヤン ルオツー)。台中市烏日区出身。国立中興大学台灣文學與跨國文化研究所修士。 2020年に刊行した『台湾漫遊鉄道のふたり(原題「臺灣漫遊錄」)』によって2024年に全米図書賞翻訳賞、2026年に国際ブッカー賞を受賞した。いずれも台湾の作家による初の受賞で、国際ブッカー賞は中国語の翻訳作品としても同賞初の受賞となった。 ペンネームの「楊双子」は、双子の妹である楊 若暉(繁体字:楊若暉、仮名転写:ヤン ルオフイ、2015年6月19日 死去)との共同名義で、若暉が日本統治期の歴史を研究していたため、日本の漢字で双生児を表す「双子」を二人の姓と組み合わせた。 来歴 およそ5歳の頃、両親が離婚し、父親は家を出て母親は再婚したため、二人は祖母を頼りに育った。二人が14歳の時に祖母は亡くなり、学校の教員や講師から支援を受けるだけでなく、高職入学後は姉妹も働き始め、昼間は働き、夜間学校に通う自立した生活を送っていた。 2008年頃から、二人は百合文化に魅了され、若暉は文化的研究を、若慈は創作活動を行った。若慈はアニメ「魔法少女リリカルなのは」の二次創作を契機に初めての小説を書いた。2014年に新台湾平和基金会が歴史小説賞を設立した。若暉は乳がんとの診断を受けており、賞金によって医療費や経済的負担を軽減したいと考えた。二人は協力して台湾の歴史百合小説を執筆することを決意し、若暉が歴史文献の調査とデータベース化を担当し、若慈がアイデアやストーリー構成を担当した。また、2008年の「野イチゴ学生運動」と2014年の「ひまわり学生運動」の二つの学生運動に衝撃を受けて、台湾自身の物語を書くことを志向した。 若慈は作家であると同時に学者でもあり、その研究領域は大衆文学とACGサブカルチャーである。雑誌や書籍に個人論文を発表し、修士論文は中華民国教育部「第102回教育部男女共同参画教育修士・博士論文・雑誌論文奨学金」を受賞した。 若暉の死去から1年後の2016年に、若慈は楊双子のペンネームで、第一作の百合小説『撈月之人』を刊行した。その後刊行された長編小説『花開時節』(2017年)、短編小説集『花開少女華麗島』(2018年)は、どちらも日本統治時代の台湾を舞台にした百合小説である。また、楊双子が原作の漫画『綺譚花物語』は、日本では2022年にクラウドファンディングにより刊行されている。
経歴
- 1984Born
- 2024Won National Book Award for Translated Literature
- Won International Booker Prize
豆知識
- •Citizenship: Taiwan
- •Known as: novelist