
マーク・カーニー(Mark Carney)
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マーク・ジョセフ・カーニー(英語: Mark Joseph Carney, フランス語: Mark Carney, 1965年3月16日 - )は、カナダの経済学者、銀行家、政治家。自由党所属のカナダ首相(第30代)、カナダ自由党党首(第14代)、庶民院議員(1期)。 イングランド銀行総裁(第120代)、金融安定理事会議長(第2代)、カナダ銀行総裁(第8代)、国連気候行動と金融特使を歴任した。 来歴 1965年、ノースウエスト準州フォートスミスで地元の高校で校長をつとめていた父と元小学校教師の母のあいだに次男として誕生。兄弟は兄と弟、妹の4人兄弟。1971年、父親がアルバータ大学の教育史教授に就いたことで家族はアルバータ州エドモントンへと引っ越す。 そんな教育一家に育ったカーニーは1988年、ハーバード大学で経済学学士号を取得。次いでオックスフォード大学セント・ピーターズ・カレッジおよびナフィールド・カレッジに学び、1993年に経済学修士号、1995年には経済学博士号を取得し、卒業後ゴールドマン・サックスに入社した。ロンドン、東京、ニューヨーク、トロントのオフィスを渡り歩き13年間勤務。その間、様々な部門で要職に就き、順調にキャリアを積んでいった。特にロシア財政危機が起きた1998年は、アパルトヘイト後の南アフリカ新興債券市場への投機的業務に関わっており、ひたすら仕事に没頭していたという。 2003年にカナダ中央銀行の副総裁に任命され、2004年にカナダ財務省の上級副大臣に就任した。 2008年2月1日にはカナダ銀行総裁に7年間の任期で任命された。G8参加国の中央銀行総裁では最年少。2011年には金融安定理事会(FSB)議長に就任。 2012年11月26日に、公募による選定でイングランド銀行の総裁に就任。300年の同行の歴史の中で初めての外国人総裁となる。任期は2013年7月1日の就任から5年間の予定。同年6月にカナダ銀行総裁を退任した。 2019年12月1日、イングランド銀行総裁退任が予定されていたことに伴い、国際連合のアントニオ・グテーレス事務総長より、マイケル・ブルームバーグの後任として気候変動問題担当特使に任命された。2020年1月、ボリス・ジョンソン首相によって、グラスゴーで行われる第26回気候変動枠組条約締約国会議(COP26)の金融顧問に任命される。同会議は、当初2020年11月に開催予定であったが、後に2021年11月に延期された。 2020年8月26日の時点で、カーニーは、ブルックフィールド・アセット・マネジメントの副会長を務めており、ESG(environmental, social and governance)およびインパクト投資戦略部門を統括している。